アルファベット70音は、英語版50音です。
あいうえお50音をローマ字であらわすと、各行は1つの子音に母音が組み合わされてできています。私たちが日本語を習い始めるとき最初に習うのが50音であり、私たちにとって、とても親しみがあります。英語にも50音のようなものがあれば、英語の音になじみやすくなると考えてまとめられたものがアルファベット70音です。
そして、この「アルファベット70音」を用いた発音上達法を「YESメソッド」と名付けています。
私たちは漢字を学ぶとき、カナを振って読み方を覚えます。耳からではなく、目から入るもので脳にインプットし、それを口で再現する手法です。
発音記号は英語のフリガナです。
アルファベット70音は、その発音記号にネイティブスピーカーが理解できる音でカナを振ります。YESメソッドは英語の音とリズムを目で読むのです。
カナを振り、そのカナを読み、発音することで通じる英語が話せるようになります。
ネイティブに通用する英語の音を身につけるには、従来の子音と母音を学ぶだけでは不十分です。なぜなら、英語の音は子音、母音の他に、子音に母音が組み合わさった音があると考えた方が良いからです。
では英語の音は全部でどのくらいあるのでしょうか。何千も何万もあると思われているようですが、実際はそんなに多くありません。厳密に言えば、英語の音は発音記号の数であり、全部で274音ほどです。つまり、この274音を理解すれば、ネイティブに通用する英語の音全てを完全に身につけたと言えるのです。
アルファベット70音は、この英語の音274音を系統立て、ローマ字の成り立ちに従って分かりやすく70音にまとめたものです。70音という数に、まったく無理が無いとは言い切れませんが、『通じる』ことを主眼に置いて簡素化した事で、覚えやすく、かつ実用的な学習法になりました。
YESメソッドはとても学びやすい学習法です。
アルファベット70音の発音記号には読みがなが併記さています。
また、日本語にない音は赤字の読みがなで、アクセントにはアンダーラインを引いて併記してありますので、誰でも容易に英語の音に挑戦できます。
アルファベット70音の特徴を上げると次のようになります。
アルファベット70音はネイティブからも次のように賞賛されています。