海外生活のコツに関する本は巷にあふれています。このコラムではどちらかというとマナー、絶対守りたい『音』の礼儀について取り上げてみます。
アメリカやオーストラリアの人たちは音に対してとても敏感です。だからこそあの私たちには複雑で紛らわしい英語の音を聞き分け再現できるのです。
さて、ここで質問です。あなたにとって不快な音ってありますか?
金属の触れ合うあのキイーと言う音、金きり声、超音速の飛行機の轟音、などなど。
ではアメリカ人やオーストラリア人にとって不快な音って何だと思いますか?
それはこんな音なのです。
アメリカ人やオーストラリア人全員が嫌う音、それは私たち日本人が文化と言って尊んでいるあのそばを食べるときのすする音、唇を閉じないでクチャクチャたべる音です。食べ物を口に入れたまま話すのはマナーに欠けるばかりか彼らにとっては、背中に虫酸が走り気持ちが悪くなるほどいやな音なのです。
靴やサンダルをを引きずって歩く音の嫌います。大人も子供も歩き方を注意深く観察すると踵からおろす歩き方で履物を引きずって歩いたりはしません。
それから、子供たちの騒ぐ音。もちろん、公園のように子供たちの集まる場所は別です。ホテルの中、バス、電車などの公共の乗り物の中、ゴルフの練習場でさえも、子供が大きな声で話すと親は「シー」と言って注意をします。 ここは日本でも変わらないはずのところですが・・・。
郷に入ったら郷に従え! 日本文化の丸出しは禁物です。
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